設置環境ごとに求められるマンホール蓋タイプ

マンホール蓋には、それぞれの設置環境に対応した安全性能が求められています。次世代型高品位グラウンドマンホールは、様々な環境にバリエーションによって対応することができます。

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次世代型高品位グラウンドマンホールのバリエーション

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車道用タイプ(標準型) 歩道用タイプ グレートタイプ
標準型である車道用タイプは、「次世代型マンホールふたおよび上部壁技術マニュアル」に準拠した性能を有しています。 歩道用タイプは、表層構造を歩行者専用とすることで、車椅子の通行時のタイヤのとられ防止や、万が一の転倒時の怪我の軽減をします。 豪雨によるマンホール内の圧力が高くなる危険性がある箇所において、車道用タイプの基本性能を踏襲した上で、マンホール蓋表面の開口により管路施設内の水や空気による内圧を効率的に排水・排気することができます。
除雪タイプ 防食タイプ 転落防止装置
除雪タイプは、枠の外周にスロープを設けた構造とすることで、除雪車の排雪板がマンホール蓋に衝突した際の衝撃を緩和します。 マンホールポンプの吐出し先等の、マンホール蓋の腐食による開閉不能や部品脱落といった性能劣化の懸念のある箇所においては、防食被膜を施すことで腐食を防ぐことができます。 枠の内部に転落防止装置を設置することで、蓋が外れた状態でも人の落下を防ぐことができます。