設置基準書とは

2020年に公益財団法人 日本下水道新技術機構より発刊された「効率的なストックマネジメントの実施に向けた下水道用マンホール蓋の設置基準等技術マニュアル」をもとに、設置環境ごとに要求するマンホール蓋の性能、機能を検討し、設置環境ごとに使用するマンホール蓋の性能及び機能を定めたものです。

設置基準書の検討手順

設置基準を検討する手順は以下の通りです。

①リスク環境の設定
リスクが高く対策の必要性が高い箇所を選定し、リスクレベル※の設定を行います。
※ 事故の発生頻度や被害の大きさをレベル分けしたもの。リスク環境レベルⅠが最もリスクが高く、対策への優先度が高い。

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②必要性能の設定
 設定したリスク環境、リスクレベルに対して要求するマンホール蓋の機能、性能を選定します。

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③設置基準書の作成
リスク環境ごとに要求される性能を考慮し、設置環境ごとに使用するマンホール蓋のタイプを設定します。